東京都公立高等学校長協会は、これまで東京都教育委員会と協力、協調して、都立高校改革を推進してきた。その成果と課題を踏まえつつ、新たに示された都立高校改革推進計画と第一次実施計画の実現によって、いっそう都民の期待に応える充実した教育活動を展開できるよう努めていく。
このことを基本にしつつ、改革計画の実施に際して生じる学校の課題を明らかにして東京都教育委員会に具体的な改善策を講じるよう要望していく。また、新たな改革に向けスピード感を持って進める上ために、これまでの改革で既に実質的な目的を果たした施策及び負担の割に実効性の薄い施策などを整理する必要があり、教育活動そのものの充実につながるよう学校現場の声を背景に、新たな改革策の推進と平行して改善を求めていく。
校長協会は、地区幹事会を通じて、活動の方向性や学校経営に不可欠な情報を、明確・迅速に各校長に伝え、さらにはその声を集約する形で、各校長が新たな都立高校改革計画の推進に向け、覚悟と自信とを持って学校経営を推進できるよう、一つの核となり、支えとなる「信頼と絆の校長協会」の実現を引き続き目指していく。
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