会長挨拶
柿 添 賢 之
この度、本会の会長に推挙されました柿添賢之です。新型コロナ感染予防のため、異例の書面開催となりました総会においてご承認をいただきました。伝統ある本会の会長をお受けするには力不足ですが、顧問の皆様、相談役並びに役員、会員の皆様のお支えをいただきながら、その責任を果たして参りたいと存じます。なお、会の運営に当たりましては、佐治前会長が掲げてこられた、「会員相互の親睦」「会員間の研修」「教育界・現役校長への支援」の三つの方針を継承し、その一層の発展を目指したいと考えておりますが、新型コロナの影響により、すでに幾つかの事業が中止、延期を余儀なくされております。そのような状況の中で、記念誌の発行及び改訂期となっています会員名簿の作成事業等につきましては、何としても実施して参りたいと考えています。どうぞ、会員各位のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
 さて、我が国は昨年度末から、かつて経験したことのないような新型コロナウイルス感染の脅威に見舞われています。これまでに命を落とされた多くの方々に心より哀悼の意を表するとともに、感染防止や治療に日夜献身的に携わっておられる医療関係従事者の皆様に、深く敬意と感謝を表する次第です。
 一方、この間の学校教育における影響は甚大であります。2カ月余りの学校休業は、一部でオンライン授業の試みが見られましたが、多くの生徒は自習を余儀なくさせられ、学力の保証が心配されるところです。また、学業以外でも充実した学校生活に欠くことのできない部活動や学校行事の中止など、生徒の心身の成長に及ぼす影響は計り知れません。しかも、新型コロナウイルスとの戦いは先行きが見えず、今後もしばらく続いて行くものと心配されます。
 学校現場では、新型コロナウイルスがもたらした重い課題への対応に加えて、大学入学共通テストへの対応や新学習指導要領への移行といった喫緊の教育課題への取り組みも求められております。校長経験者の本会々員の皆様におかれては、このような現場の校長の苦労に思いを馳せられておられる方も多いかと存じます。私たちは、全都立高校がその力を結集し、教育委員会と連携しながらこのピンチをチャンスに変えるべく、教育環境の整備や教員の新たな力量形成など、今後を見据えた学校改革に取り組んでいただくことを願わずにはいられません。退職校長会といたしましても現職の校長会と連携し、何かそのお手伝いができないか模索していきたいと考えています。会員の皆様のご理解ご支援をよろしくお願いいたします。
 結びに会員各位の益々のご健勝を心からお祈りし、会長の挨拶とさせていただきます。
令和2年7月14日
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